E-learningで熱中症対策
令和5年度、熱中症死亡者数は1人増加の31人に
厚生労働省がまとめた令和5年における、職場での熱中症発生状況(確定値)によると、休業4日以上の死傷者数は前年より279人多い、1,106人になりました。令和3年から比べると、545人の増加と、この2年間で約2倍近くの死傷者数を確認することとなりました。
死亡者数は前年から1人増加の31人で、その内建設業では12人と、最も多くの方が亡くなられています。
死亡災害の事例には、多くの事例で暑さ指数(WBGT)の把握を確認できなかったケースが25件、発症時・緊急時の措置の確認・周知をしていたことが確認できなかったケースが28件となっています。
そもそも熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、汗をかくなどの体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく、室内でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに、周囲にも気を配りましょう
E-learning動画で熱中症対策
厚生労働省では、宿場における熱中症予防対策の周知事業の一環として、
理解度確認クイズのついた講習動画を公開しています。
職場における熱中症の予防対策について、専門講師が分かりやすく解説しているので、
『動画で学ぶ職場における熱中症予防対策』(厚生労働省ホームページ)から、ぜひ一度ご視聴ください。
また、建設ユニオンでは熱中症予防チラシを作成しています。
現場で掲示する等でご活用ください。
最後に
現場での熱中症は労働災害の対象となります。
建設ユニオンでは、組合を通じて労災保険に加入いただいている方の、労災申請のお手伝いを行っています。
実際に、けがや病気で身体を動かすのもツライな時、非常に気をつかう労災保険の申請を行うのは大変です。
この他にも、建設ユニオンでは下記のような様々なサポートを行っています。
●建設職人のための健康保険『東京建設業国民健康保険』
●現場の労災事故に備える『一人親方労災』
●従業員を使用する事業所に必要な『労働保険(労災保険・雇用保険』の事務委託
●毎年頭を悩ます個人事業所の確定申告や、源泉徴収等の税金相談
●現場総合保険や自動車保険、生命共済等、仕事や生活に役立つ制度も充実
●建設業界に関する各種法改正に対応する、様々な情報の発信するセミナーも随時開催!
●その他、建設職人同士の繋がりも作れ、仕事の幅も広がるかも!?
建設ユニオンは1都4県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県)に広がる建設労働組合です。建設事業でお困りのことがあったら、まずは建設ユニオンにご相談ください!
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